庭の小さな生き物たち
庭の小さな生き物たち
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動物たち
カメムシの仲間(1)
(カメムシ目)
動物の中でも、鳥や昆虫の様に空中を飛び回る(一部の例外はありますが)種類は、範囲を
庭の生き物"に限定しても、新しい種類が飛んで来る可能性があります。ですから、何時も
その積もりで準備しておく必要があります。下の赤いカメムシも突然目の前に飛んで来たも
のです。
例年、アサガオに大量に付くカメムシが、11年以降全く見られません。未だ写真がないのに
どうしたのでしょう。
↓09A
アカシマサシガメ
(1)
カメムシは臭くて地味なものと思ったら
こんな
きれいな種がやってきました。
↓09Aa
同 (2
)
最初の出現から8年後に遭遇した個体です。
上面の模様はほとんど同じですが、胸部の
色合いが、若干違う様に見えます。
◎拡張
ぺージ
.
g2(photo.2010.5.8)
g70(photo.2018..4.11)
↓
09E
シマサシガメ(1)
カメムシは臭いばかりでなく、刺す種類もいる
らしいから要注意です。
↓09Ea
同 (2)
◎拡張
ぺージ
g5(photo.2011.6.14)
↓09Eb
シマサシガメ(3)
木はシャクナゲ。カメラを向けられて、飛び立
つところです。
2015年記…この頃、普通に見られたこの
カメが最近全く見られません。
↓09Ec
同 幼虫
これだけ似ていれば、間違えなくこれの幼虫で
しよう。
でもこの虫で、最初に見つけたのは、もっと
小さな幼虫で、当時、何虫なのが全く見当が
付きませんでした。
g5(photo.2011.6.12)
g4(photo.2011.6.9)
↓
09K
アカサシガメ(1)
目の前の菊の葉に、こんな色の虫がいたら
びっくりします。庭に新種の登場は嬉しいもの
です。
↓09Ka
同 (2)
前の虫が飛び去って、5日ほどしてこの虫が
現れました。個体識別は困難ですが、おそらく
別個体だと思っています。
◎拡張
ぺージ
g17(photo.2012.5.27)
g18(photo.2012.6.1)
↓
09P
ヤニサシガメ(1)
最初、遠目ではシマサシガメかと思いました。
蕾の付いた木は、ウツギの仲間の様ですが、
花は花びらの小さい八重咲きでした。
↓09Pa
同 (2)
黒光りしていますが、松ヤニを体表に足で塗り
つけている事が確認されている様です。
こんな虫に出会ったら、イモムシはさぞ恐いで
しょうね。
◎拡張
ぺージ
g29(photo.2013.5.14)
↓
09W
ヨコズナサシガメ
(1)
前の道路で見つけたのですが、腹部を何かに
押し潰されてすでに死骸でした。
↓09Wa
同 (2)
腹部の傷さえなければ生きている様です。
◎拡張
ぺージ
g54(photo.2015.6.5)
↓
09B
クサギカメムシ(1)
当初ヨツボシとしたのですが、触覚、足、腹部
の色などから、クサギに訂正しました。ただ
上翅が赤っぽいのが気になっています。
↓09Ba
同 (2)
ヒマワリの花です。このカメムシは、どの
草花が、好きなのか良く分かりません。
どこに
でも現れます。
◎拡張
ぺージ
g2(photo.2010.6.19)
g8(photo.2011.7.24)
↓
09L
チャバネアオカメムシ(1)
サクランボの木の下に置いた波板の上です。
以前に、高い枝の実に付いているカメムシが
見えましたが、これかも知れません。
↓
09La
↓09Fa
同 (2)
玄関の灯火に飛来したもので、ガラスに
止まっているところです。
◎拡
張ぺージ
g15(photo.2012.3.29)
g41(photo.2014.7.1)
↓
09O
ツヤアオカメムシ
(1)
残念ながらミカンの木の下で見つけた時は
死骸でした。鳥は嘴でつまんだものの、
あまりの臭さに放り出したに違いありません。
カメムシは放出が少し遅かった。
↓09Oa
同 (2)
死骸を見つけてから、6年以上も経ってやっと
この庭で遭遇できました。
緑色がきれいなカメムシですが、果樹への
食害が酷く、嫌われ者です。
◎拡張
ぺージ
g15(photo.2012.3.29)
g4x9(photo.2019.1.11)
↓
09G
ナガメ(1)
庭へ植えた数株のブロッコリーが花を咲かせ
実をつけた頃、これが現れました。アブラナ科
の植物の汁、青汁が好きらしい。当然"ナ"は
菜っ葉の事です。これはキクの葉です。
↓09Ga
同 (2)
赤い部分が黄色に近い個体もいました
◎拡張
ぺージ
g6(photo.2011.7.19)
g7(photo.2011.7.20)
↓09Gb
ナガメの交尾
カメラを向けると、恥ずかしいのか、このまま
裏へ裏へと逃げてゆきます。
周囲はブロッコリーの種の不稔の実です。
↓09Gc
ながめの幼虫
調べてありません。同じ株にいたし、他に考え
られる虫はいないので、これにしておきます。
g7(photo.2011.7.21)
g7(photo.2011.7.21)
↓
09I
ツヤマルシラホシカメムシ(1)
こちらは、この庭での初認です。本葉が出た
ばかりのアオジソの双葉の上です。
↓09Ia
同 (2)
花が終えて伸びて倒れた、タンポポの花茎の
上をカメラから逃げているところです。
◎拡張
ぺージ
g16(photo.2012.4.28)
g16(photo.2012.4.30)
↓
09D
シロヘリクチブトカメムシ(1)
配色は地味ですが、つやがあって大きく
頑丈
そうです。
↓09Da
同 (2)
霜よけの透明の波板の上です。
◎拡張
ぺージ
g3(photo.2010.11.15)
↓
09F
ホウズキカメムシ
こんな可愛い名前のカメムシもいました。
地味な色合いですが、足の太さは自慢です。
葉はヒメシャラですが、フユサンゴに集まって
ます。ホウズキと近縁なのでしょうか。
↓09Fa
同 (2)
こちらはアサガオのつるを登っています。アサ
ガオには別種のカメムシが、非常にたくさん
付きますが、今年(2011)は全く姿をみせません
g5(photo.2011.6.19)
g8(photo.2011.7.27)
↓
09C
ほそはりかめむし(1)
他のハリカメムシは、これより褐色みが強く
少しずんぐりしていますが、良く似ています。
さつきの葉先からとび立つところです。
↓09Ca
同 (2)
何故か同じポーズの写真になってしまいました。
この二匹のカメムシの体形が少し違うのが気
になっています。
◎拡張
ぺージ
g2(photo.2010.6.16)
g12(photo.2011.10.16)
↓
09M
キバラヘリカメムシ(1)
名前が示す、腹ばかりでなく、下面全体と足の基
部まで
黄緑
色です。でも黄色には見えません。
↓09Ma
同 (2)
別種と思われるほどの装いですが、和名から
すればこちらが本物、そっちが別種。
◎拡張
ぺージ
g17(photo.2012.5.4)
g73(photo.2018.10.8)
↓
09N
ツマキヘリカメムシ(1)
触覚の先端が橙黄色である事からつけられた
名前でしょうが、オオツマキ…と言うのもいて
似ているらしい。この写真では腹部の広がり
が小さい事からツマキのオスとしました。
↓09Na
同 (2)
2年後に出てきたこちらは、腹部の広がりも
あってオオツマキの形状に似ていまのすが、
色に黒っぽさもなく、隣にオスらしい虫が
いるので、ツマキのメスにとておきます。
◎拡張
ぺージ
g17(photo.2012.5.26)
g40(photo.2014.6.9)
↓
17A
ホソヘリカメムシ
(1)
今までにもこの庭で数回見ているカメムシが
このカメであっただろうと思います。
その時は、カメラを向けたのに飛び立って
写真になりませんでした。
↓17Aa
同 (2)
今回は逃げる気配もなく、豆の弦でのんびり
していました。
豆は今年初めて育てたもので、このカメは
きっと豆が好きなのでしょう。
◎拡張ページ
g63(photo.2016.8.12)
↓
17B
シロヘリナガカメムシ
(1)
花壇の土の上を這いまわっていました。
オオモンシロナガと同様地上性のカメムシの様
です。模様も明瞭でなく同定に迷います。
↓17Ba
同 (2)
当初、紋等不明瞭ですがオオモンシロ
ナガカメかと思ったのですが胸部の形か
違うので別種と気がつきました。
◎拡張ページ
.
g75(photo.2018.11.25)
↓
09V
ブチヒメヘリカメムシ
白いキクの花にいますが、コントラストが強
く、虫本体が、真っ黒になってしまいました。
↓09Va
同 (2)
スケール写真がないのですが、1cmよりは小さ
かったと思います。
◎拡張ページ
g50(photo.2014.11.18)
↓
09
S
ヒメマダラナガカメムシ(1)
鮮やかなオレンジ色と黒い模様が特徴的で、
目立ちそうですが、小さすぎて今一です。
変わった模様で、分かりやすいのですが、模様
の変異が多いらしい。これは黒班の数が多い。
↓09Sa
同 (2)
名前は長く、覚えるのは大変です。
横から見るとサシガメのような長い口器(口吻)
を持っている事が分かります。
◎拡張
ぺージ
g16(photo.2014.4.30)
↓
09
T
ヒメジュウジナガカメムシ(1)
上のカメムシと同じ日に、同じフウセントウワタ
の4本の群落の中で見つけました。小さいので
当初は同種かと思ったのですが、別種でした。
↓09Ta
同 (2)
2匹いたのですが、こちらは若干幅広に見える
のでメスかもしれません。
◎拡張
ぺージ
g44(photo.2014.8.29)
g45(photo..2014.8.31)
↓
09U
オオモンシロナガカメムシ
(1)
地上を、かなりの速さで動き回る様子から、
これがカメムシだとは想像できませんでした。
↓09Ua
同 (2)
カメムシの様だと気が付いたのは、パソコンへ
移して拡大して見た時です。
◎拡張
ぺージ
g43-1(photo.2014.7.28)
↓
17B
シロヘリナガカメムシ
(1)
花壇の土の上を這いまわっていました。
オオモンシロナガと同様地上性のカメムシの様
です。模様も明瞭でなく同定に迷います。
↓17Ba
同 (2)
当初、紋等不明瞭ですがオオモンシロ
ナガカメかと思ったのですが胸部の形か
違うので別種と気がつきました。
◎拡張ページ
.
g75(photo.2018.11.25)
↓
09J
マルカメムシ(1)
倒れたスイセンの葉の上です。
形が特徴的なので、一度見れば忘れません。
名前も簡単で、これなら直ぐ覚えられます。
↓09Ja
同 (2)
このカメムシは、この時一度だけの出会い
になっています。
◎拡張
ぺージ
g16(photo.2012.4.30)
↓
09H
ウスモンミドリカスミカメ(1)
体長5mmほどの小さなカメムシ。
花は季節外れのキンセンカです。
最初は小さくて、良く分からなかったのですが
拡大して見たらカメムシでした。
↓09Ha
同 (2)
こちらの花は菊です。
個体間で色や模様などの個性がある様です。
(1)とは模様の濃淡や複眼の色が違います。
長い名前で命名者の苦心が偲ばれます。
◎拡張
ぺージ
g12(photo.2011.11.12)
g12(photo.2011.11.15)
↓
09Q
ツチカメムシ(1)
フンコロガシの様な格好で、大きな荷物を運んで
います。でもフンコロとは進む方向が逆で、こち
らは後足で荷物を掴んで前に進んでいます。
荷物はヒマワリの種でした。
↓
09
Qa
同 (2)
この虫の主食は木の実で、しかも汁を吸う
らしい。ヒマワリの種に汁は多くないと思い
ますが、8月の実には汁もあるのでしょう。
◎拡張
ぺージ
g32(photo.2013.8.6)
↓
09R
イトカメムシ(1)
良く撮れてはいませんが、この写真を見.ると
カガンボの交尾中の写真だと思います。
↓19Ra
同
(2)
違いは拡張写真のページで確認してください。
◎拡張ぺージ
g3(photo.2010.8.21)
↓
09X
この虫は? かめむしの仲間の孵化
台風の翌日、ちぎれたダリヤの葉の裏で孵化
していました。卵に黒い三角が見えるのは
これから出てきます。形はてんとう虫に似て
いますが何でしょう。→これはカメムシの仲間
が孵化しているところです。
↓
09Y
かめむしの仲間の幼虫 ?
ユスラウメの葉の上の虫は、カメムシの様です
が、特徴的な羽の様子が違います。大きい方も
まだ幼虫の様です 。
触覚の模様はクサギカメムシに似ています。
p1-7(photo.2007.9.7)
P1-5(photo.2005.7.3)