庭の小さな生き物たち
庭の小さな生き物たち
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チョウの仲間 (1)
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動物たち
小菊に集う、ツマグロヒョウモン上♀、下♂ p1-5(photo.2005.10.29)
昆虫類
ちょうの仲間1
(チョウ目)アゲハチョウ科
市街地でも、アゲハやアオスジアゲハが
よく見られるのは、食樹が庭や公園に多く植え
られているからです。ニンジン、パセリなどを食べるキアゲハは、これから市街地では
珍種になるのでしょう。
食樹(草)
:
幼虫が食べる木(の葉)や(草)
↓
01A
アゲハ(1)
周りの家にも食樹の柑橘類はかなり植えら
れていますので、たくさん見かけます。
↓01Aa
同 (2)
(黒っぽい)
チョウにも固体差があってアゲハでも黒っぽく
見えるもの、黄色味が強いものなどが見られ
ます。
p1-3(photo.2003.7.5)
p1-3(photo.2003.7.25)
↓01Ab
アゲハの幼虫(1)
鉢植えの小さなサンショウの葉を食べつくした
アゲハの幼虫の、みかんへの引越しです。
この姿、小鳥の糞に似せていると言うのが
一般的な説です。
↓01A
c
同 (2)
ここまで無事に育つのは全体の数パーセントに
なるのでしょう。
p1-5(photo.2005.7.20)
p1-9(photo.2009.7.8)
↓01Ad
アゲハのさなぎ
さなぎになった場所は木ではなく、傍の小屋の
壁でした。 (枝葉が小屋の屋根にかぶさって
接触している) 各写真それぞれ別個体です。
p1-3(photo.2003.7.2)
↓
01B
キアゲハ(1)
近くにニンジン畑が無くても、蝶だけは何処
からか飛んできます。アゲハより黄色っぽく
見えます。さらに前翅の基部が黒っぽく
塗りつぶされています。
↓01Ba
同 (2)
この花(ヤナギハナガサ)は蜜をたくさん出す
様で、チョウ以外にも蜂などの虫が集まります。
◎拡張ページ
p1-5(Photo.2005.6.14)
g20(photo.2012.8.24)
↓
01C
アオスジアゲハ(1)
↓01Ca
同 (2)
このチョウは尾状の突起がありません。
幼い頃いくら追い回しても、絶対に捕まえられ
食樹は巨木のクスノキ等の葉で、一本に大量
ないチョウでした。
に産卵してもとても食べきれません。
交尾の写真ですが、このチョウの交尾を見る
機会はあまりないでしょう
◎拡張
ページ
p1-7(photo.2009.11.5)
g2(photo.2010.4.29)
ナガサキアゲハは最近ではかなり頻繁にやってきます。特に♀は直ぐに分かります。
後翅に白斑をつけているから、目立つのかも知れません。食樹もご覧の様に柑橘類です。
アゲハ(ナミアゲハ)と同様に関東も繁殖の条件に合っているのでしょう。
↓
01D
ナガサキアゲハ(1)
♀
南方系の蝶で以前から北上が伝えられて
いますが、庭で認識したのは06年でした。
黒いチョウで、大きくて尾が無く、白斑が目
立ったら、この種のメスでしょう。
写真はみかんへの産卵行動中です。
↓01Da
同 (2)
♂
オスは白斑がなく、表面は前翅基部に赤班がわ
ずかに見える程度で、ほとんど真っ黒です。
この個体は衰弱がはげしく、翌日には近くの
木の下で絶命していました。
◎拡張ページ
p1-6(photo.2006.9.15)
p1-7(photo.2007.5.10)
↓
01E
クロアゲハ(1)
♂
この固体は表面の見える部分は真っ黒でした。
図鑑では、オスの後翅の前縁に白色部が見え
ますが、野外では図鑑の様なとまり方はしま
せん。飛んでいる時にチラッと見える程度です
↓01Ea
同 (2)
黒かったら、クロアゲハと言えるほど自然界は
単純ではなさそうです。
とまっていれば尾が短めで幅が広く見えます。
◎拡張ページ
g
3(photo.2010.7.2)
p1-3(photo.2003.8.19)
↓
01O
モンキアゲハ
この辺りで見られるアゲハで、紋があって尾が
あるアゲハチョウは、モンキアゲハしかいま
せん。
◎拡張ページ
g47(photo.2014.9.27)
↓
01Q
ジャコウアゲハ
(1)
それこそ昔出合った記憶があるのですが、
名前を思い出しませんでした。
庭で遭遇した時、少し離れていたので゜、
すすけたクロアゲハかと思いました。
↓
01Qa
同 (2)
疲れているのか、あちこちでやすんでいました。
これはキュウリの枯れかかった葉です。
◎拡張ページ
g68(photo.2017.7.29)
カット
p1(photo.2003.5.11)
↑CT01a クマガイソウ (静岡県にて)
カット
これは里山の深部で見つけた、野生の
クマガイソウです。
かつては20数本の群落でしたが、全て持ち
去られました。わずかに残ったバルブから
芽を出したものです。
通常は1年に1〜2 本づつ増えるようです。
未だ花をつけられません。
p1(photo.2003.5.11)
↑CT01b クマガイソウ (静岡県にて)
ほとんど野生状態ですが、植栽です。
元は2本ですが、20年程で30数本に増え
ました。その内、10数本が花を咲かせます。