庭の小さな生き物たち
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アオスジアゲハ(01Cex)

(チョウ目 - アゲハチョウ科)

アオスジアゲハの食樹は照葉樹のクスノキ科の木が主体です。もちろん代表はクスノキで、 　　各地の公園にも植えられているし、実生でもたくさん芽をだすので、このチョウは都市部でも 　　良く見られます。ある時、隣家のゲッケイジュに産卵していたので、調べてみたらこの木も 　　クスノキ科でした。虫達が食樹を見分ける本能には驚かされます。

紹介ページ写真整理に伴い、旧写真を移動したものです。 　↓01Cb　アオスジアゲハの卵 アオスジアゲハの食樹のクスノキなどは葉が硬 い事を知っているのか、卵は新芽に産み付け られます。(この木はクスノキではありません) 　↓01Cc　アオスジアゲハの幼虫(1)　　　　 　(黒っぽい方) 体に比べて前部が大きくてとても可愛らしい。　 こんな小さな時は葉の裏側にいます。　　　　 p1-3(photo.2003.7.17) p1-3(photo.2003.7.25) 　↓01Cd　アオスジアゲハの幼虫(2) 大きくなると必ず葉の表面にとまっています。 本人?は目立たない積もりの様ですが、大部分 は、蜂の食料になってしまいます。 　↓01Ce　アオスジアゲハの蛹化 濃い緑色の幼虫が、蛹になる 直前には、透明感のある薄い緑色になります。　　　 (この木は小さなクスノキです。) p1-5(photo.2005.7.18) ↓01Ce　　(前蛹) p1-8(photo.2008.9.5) ←午後3時3分 身体を糸で固定 していますが、 まだ幼虫に近い 形です 　(前蛹:ぜんよう) ↓01Cf　(蛹) p1-8(photo.2008.9.5) ←午後5時17分 　 2時間後には 完全に蛹に なっていました。 変態って不思議 ですね。

p1-5(Photo.2005.6.26)
↓01Cl 　　普段はかなりのスピードで飛びまわっていて、なかなか写真は撮れません。 　　こんなに静かにしているのを見たのは初めてです。後翅が一部欠損しているので、そのせい 　　かも知れません。でもすぐに飛び立ちました。

p1-6(photo.2006.9.6)
↓01Cal 　　ごく普通にみられるアオスジアゲハですが、これを含めアゲハ類の交尾姿を見る機会は 　　あまりありません。庭で撮ったと言う意味では、かなり貴重な写真だと思っています。

p1-4(Photo.2004.7.7)
↓01Cgl 　　以下はかなり以前の写真です。 　　産卵中ですが、実生のこの木が現在(14年)4m ほどに育っていますが、正確な名前 　　が分りません。本ページ最初の卵の写真は、１年前にこの木へ産卵したものです。

p1-7(Photo.2007.7.19)
↓01Chl コンパクトカメラで、オートで撮ったのではこの程度が精一杯です。

p1-8(Photo.2008.9.12)
↓01Cil 　　クスノキを剪定した時、小枝の葉にサナギを見つけ、室内に置いたら 　　数日後に羽化したものです。翅の陰に抜け殻が付いています。 ↓01Cjl 上のチョウを放したものが、傍らのモッコクの枝にとまりました。

g4x5(photo.2014.9.23)
↓01j kl 産卵中のチョウ。先の10年前の産卵中の木と同一です。 ↓01j l l 　　上のアオスジアゲハが産卵を終えた姿です。 　　このチョウが、この様に翅を開いて静止している姿を見る事は、多くはありません。動物が子供(卵)を産む、 　　事はどの種でも大変な仕事です。このチョウも産卵を終えて、疲れきっている様です。 ↓01j m l 　同じチョウですが、何箇所か場所を替えて長時間休んでいました。この木はヒメシャラです。