庭の小さな生き物たち
 庭の小さな生き物たちハチの仲間(3) 拡張写真ページ
 

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セイヨウミツバチ(08Sex)
(ハチ目 - ミツバチ科)
  注意して見れば、ミツバチもかなり来ているだろうと思っていたのですが、近くで
  養蜂の話も聞かないし、それほど多くはない様です。
g4(photo.2011.5.9)
↓08Sal
   ラベンダーにやって来たセイヨウミツバチ。腹部前半が明るい茶色です。
セイヨウミツバチの二枚目のアップ写真
↓08Sl
上と同一個体です。これを見ると腹部の黒帯は末尾を除き上面だけですね。
セイヨウミツバチのアップ写真
↓08Sal 上と同一個体
セイヨウミツバチの二枚目のアップ写真
   
ミツバチの見分け方

セイヨウミツバチとニホンミツバチの確実な同定は、後翅の翅脈の違いを見るそうです。
↓セイヨウミツバチの後翅の翅脈(08su2)
   
一番上の写真の右後翅で、裏側から見た写真です。 
前翅は真横から見て太い線になっています。
↓ニホンミツバチの後翅の翅脈(08Tcu)

ニホンミツバチ(08Tc)の左後翅を表側から見た
写真で、前翅も写っています。
  結果的に同じ翅を見ている感覚で比較できます。限られたデータから
  拾い出すのは容易ではありません。しかも超拡大で不鮮明ですね。 
セイヨウミツバチ↓ 注意:手で捕まえると多分刺されます。 ↓ニホンミツバチ
  ニホンミツバチの後翅の翅脈の写真
               
後翅支脈の写真が集まりました。
セイヨウミツバチとニホンミツバチとトウヨウミツバチの後翅の翅脈の差異をまとめてみました。
  白や黄色の花(菊)に来たハチの写真を見ると、かなりの確率で後翅の支脈が写り込んでいることが分かりました。
  上のハチの支脈部分を拡大したものが下の写真です。(中央の写真は方向を揃えるため、90度回転させました。)
  翅脈の拡大写真は、いずれも右後翅を表面から見た写真です。
↓上段の写真が後翅支脈をサンプリングした元の写真です。
セイヨウミツバチ  ニホンミツバチ(トウヨウミツバチの一亜種)  とうようミツバチ (別亜種)
↓08Sc g24(photo.2012.11.15)  ↓08T2i  g25(photo.2012.11.16)  ↓08Tk  g37(photo.2013.11.23) 

↓上の写真のハチの後翅支脈のアップ写真です。  
↓前縁からと別の翅脈から分かれて ↓同様に後方へ伸びた支脈が近づい ↓当然ですが、亜種どうしである
 後方へ伸びた2本の翅脈が繋がり、  た所に両方を繋ぐ短い支脈があり、  二ホンミツバチと同様です。
 その先は後縁に 向って1本だけ伸びて  その先が2本とも後方へ離れる様に  
 います。  伸びています。   
↓08Scu  g24(photo.2012.11.15)  ↓08T2iu  g25(photo.2012.11.16)    ↓08Tku g37(photo.2013.11.23)

           
g53(photo.2015.5.5)
↓08Skl
最初に遭遇した時の、ラベンダーと同一種のラベンダーの花です。

↓08Sjl

        
g25(photo.2012.11.16)
↓08Sil
後翅の支脈がきれいに写っています。

↓08Siu
(上のハチの後翅支脈の拡大写真です)
2本の翅脈が後方へ伸びて交わり、その先は1本だけが伸びています。

↓08Shl
セイヨウミツバチの拡大写真
↓08Sgl
  この花はコウテイダリアです
コウテイダリアへ来たセイヨウミツバチの拡大写真
              
g24(photo.2012.11.15)
↓08Sfl
  この大きな花はコウテイダリアです。この花にもいろいろな虫が来ますすが、通常は
  草丈が高く、簡単に写真は撮れません。写真の花は丈が小さく、ちょうど大人の背丈
  ほどの高さに花をつけたので、楽に写真が撮れました。
コウテイダリアに来たセイヨウミツバチの拡大写真
コウテイダリヤ (上の花とは別です)
◎拡張ページ
 g65((photo.2016.11.22)

↓08Sel
以下の4枚は同一個体です。これには後翅が良く写っていません。

↓08Sdl
明るい色の花に来たハチの支脈は、特に意識しなくても良く写っています。

↓08Scl
識別用翅脈写真の原画の拡大写真です。

↓08Sbl