庭の小さな生き物たち
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アダンソンハエトリ(20Hex) 
(クモ目 - ハエトリグモ 科)
  この名前、変わった名前だと思ったら、この種の学名Hasarius adansoni から 名づけ
  られたもので、 さらに学名は200年以上前の19世紀初頭に亡くなったフランスの博物  
  学者Michel Adanson (1727年4月7日1806年8月3)に献上して付けられたものらしい。
  もちろん標準和名として、この名前が付けられたのはもっとずっと後の事て、日本の
  学者さんもMichel Adanson氏に敬意を表し、ラテン語を本名に戻し日本読みにした
  ものを和名としたのでしょう。
  こんな状況からも察せられる様に、このハエトリの分布は広く、寒い地帯を除く
  全世界に分布している様だ。日本では本州以南とされているが、北部ではやはり北へ
  棲息域を広げているらしい。
  この拡張ページの拡大写真は日付の新しいものが、上部に配置されています。
紹介ページ写真の整理に伴い、旧写真を移動したものです 
20Hb アダンソンハエトリ
網戸を徘徊するアダンソンハエトリのオス。
末尾に無理して拡大した写真を載せました。
アダンソンハエトリの写真3
g10(photo.2011.8.7)
g64(photo.2016.9.14) 64
↓20Hml
オスは目立つ白の他に腹部の後部左右に白い丸い斑点があります。
アダンソンハエトリの拡大写真14
↓20Hll
アダンソンハエトリの拡大写真13
         
g58(photo.2016.11.13)
↓20Hkl ♀
  ハエトリグモのめすは識別が難しい部類ですが、この種のメスは、腹部の両サイドの
  黒褐色の斑点とそれを繋ぐ線や、頭部のハチマキ状の淡色の帯 (オスの白帯部に相当) 
  が目立ちます。このメスは全体が色が淡色で、まだ成体になる前なのか、別種なのか
  迷うのですが、室内にいた事や、次の写真で腹部の点、線が確認できるので、この種の
  メスとしておきます。
アダンソンハエトリの拡大写真12
↓20Hjl
アダンソンハエトリの拡大写真11
         
g58(photo.2015.10.27)
↓20Hil ♀
  こちらも特徴が良く見えませんが、後頭部に淡色の毛の帯が確認できるので
  本種として掲載しておきます。
アダンソンハエトリの拡大写真10
         
g53(photo.2015.4.29)
↓20Hal ♂
  大部分が家の中や建物の外部に着いていた写真ですが、現時点(18/9)では,これだけが
  屋外の通路での写真です。
アダンソンハエトリの拡大写真9
            
g48(photo.2014.10.14)
↓20Hhl ♀
  玄関ドアーのガラスにとまっているのですが、表面に凹凸があるガラスは、乱反射や屈折して
  光がレンズに入らないと、黒く写って、思いもよらぬ写真になります
アダンソンハエトリの拡大写真8
↓20Hgl
アダンソンハエトリの拡大写真7
          
g47(photo.2014.9.28) 47
↓20Hfl ♀
  腹部の両サイドの黒褐色の斑点とそれを繋ぐ線や頭部のハチマキ状の白っぽい帯が確認
  できて、間違えないでしょう。
アダンソンハエトリの拡大写真6
↓20Hl
上の個体と体形が、全く違うように見えますが、同一個体です。
アダンソンハエトリの拡大写真5
           
g43-2(photo.2014.8.10)
↓20Hel ♂
玄関ドアーの一部ですが、拡大すると汚れが分かりすぎで,ちょっと…ですね。
アダンソンハエトリの拡大写真4
↓20Hdl
黒い部分も木目模様の一部ですが、拡大すると、良い感じではありません。
アダンソンハエトリの拡大写真3
         
g10(photo.2011.8.7)
↓20Hcl ♂
網戸の外側を徘徊しています。腹部の白い斑点がやっと見えました。
アダンソンハエトリの拡大写真2
↓20Hbl
アダンソンハエトリの拡大写真1