庭の小さな生き物たち
庭の小さな生き物たち
←
カメムシ目の仲間(2)
←
拡張(写真)ページ
クマゼミ
(18Cex)
(カメムシ目 - セミ 科)
南方系のこのセミは、日本では沖縄県を除く地域での最大のセミです。
幾つかの昆虫と同様に、北の方へ棲息域を広げていると言う。この茅ヶ崎市でも、今世紀に
入って急増しているらしい。友人の話では、最近は多摩川を渡った東京南部でも、声が
聞こえると言います。寒いのは苦手の様ですが、何処まで北上して行くのでしょう。
幼い頃このセミは、屋敷森や神社の巨木の上の方で鳴いていて、まさに "声はすれども
姿は見えず" の存在でした。
g4x5(photo.2013.8.7)
↓
18C
l
最初に聞いた声はミンミンゼミの様で、はっきりしなかったのですが、次第に
シャン、シャンになってクマゼミである事を認識しました。撮影は望遠レンズを使いました。
クマゼミの声を録音して、再生速度を遅くするとミンミンゼミの声に似ているそうです。
この現象が自然状態で発生したものの様です。
↓
18C
al
木はクスノキで、セミは上の写真と同じ位置で、それを斜め後ろから撮ったら、真横に
伸びた枝の様に見えます。地上からの高さは3m程ですが、既に伐採されました。