庭の小さな生き物たち
庭の小さな生き物たち ←アブの仲間(1) ←拡張(写真)ページ

フタスジヒラタアブ(10Wex)

(ハエ目 -ハナアブ 科)

識別に迷うヒラタアブの中で、このアブの腹部のシマ模様は違いが明確で、自信を 　　持って識別できます。ただオスはシマの凹凸が明確に出ない様で、注意が必要です。 　　　この辺りでは多くなく、毎年出会える種ではありません。最初１枚の写真を撮って 　　次の遭遇は3年後の２０１４年でした。ヒラタアブでは大型の方でしょう。 　　名前のフタスジが何を指しているのか分かりません。 　　追記: 次に現れた、このアブの胸部に二本の線が見えます。これが名前の由来でしょう。

g15(photo.2011.12.12)
↓10Wl 　　最初に遭遇した時の拡大写真です。コウテイダリアの支柱の直径が19mmですから 　　この姿勢で約13.6mmですが、直径が見える位置はアブより遠くにあるのでアブよりも 　　比率的に小さく(細く)写っています。したがってアブは13.6mmよりも小さく 　　１２．５〜13mm程度でしょう。 　　腹部の幅が広く、これはメスです。本格的な寒さを迎えようとしている。12月中旬です。 　　この時は、この1枚の写真を残して飛び去りました。

g49(photo.2014.10.28)
↓10Wal 　　　　上の写真から3年後の遭遇は、菊の花が満開の10月末でした。この個体もメスの様です。 　　　　以下4枚は同一個体です。 ↓10Wbl 採餌中はカメラなど全く気にせず、夢中で食べています。 ↓10Wcl 花粉をいっぱい付けて、満腹になったのでしょう。一休み。 ↓10Wdl 場所を変えてフウセントウワタの葉です。