庭の小さな生き物たち
 庭の小さな生き物たちハチの仲間(3) 拡張写真ページ
 

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ルリチュウレンジ(08Qex)
(ハチ目 - ミフシハバチ科)
  ルリ色をしたチュウレンジバチと言う意味だとは分かりますが、チュウレンジという
  意味は良く分からないらしい。
  はちのオスが触角が長いのは、ツチバチでも見られますが、こんなに毛を生やして
  いるとは思えません。形もメスのそれは先の方が平たい感じがしますが、オスの方は
  丸棒に毛が生えたと言う感じです。毛にはどんな意味があるのでしょう。
  毎年サツキをたくさん食べられるので、写真もたくさんあります。
紹介ページ写真の整理に伴い、旧写真を移動したものです
 ↓08Qb ルリチュウレンジ
せわしく動きまわっています。何かを探し
ている様ですが、食べ物でしょうか。
このハチ何を食べるのか分かりませんが
花粉を付けた個体を見みかけましたから
花粉や花蜜かもしれません。
 ↓08Qc 同 幼虫
幼虫は、サツキやツツジの葉を集団で食い
荒らします。葉の真ん中の葉脈(主脈)だけを
残してきれいに食べます。今、葉の半分は食べ
終わり、残りの半分もあと僅かです。
アサガオの葉で動き回るルリチュウレンジの写真 ルリチュウレンジの成長した幼虫の写真
g8(photo.2011.7.23) g5(photo.2011.7.2)

 ↓08Qd ルリチュウレンジの産卵
このハチ、いろいろな木で見られますが、
本命はツツジ・サツキ類です。今サツキに
産卵中です。幼虫はこれの葉を食べて育ち
ます。葉の下部のふくらみは、別の虫が
中で育っています。
 ↓08Qe ルリチュウレンジの幼虫(1)
出てきて数日後の幼虫。左の写真と同じ木です
右の写真の時の卵にしては少し早すぎる
様ですね。別の葉から出たのでしょう。
サツキの葉に産卵中のルリチュウシンジの写真
g8(photo.2011.7.27)
ルリチュウレンジの孵化して間もない幼虫の写真
g9(photo.2011.8.2)
以下が拡張写真のページになります
g8(photo.2011.7.23)
↓08Qau ♂
  紹介ページの交尾中の写真(08Qa)の右側個体のアップ写真です。
  ピンボケの拡大で、載せられる様な写真ではないのですが、オスの
  触角は長く、毛があることが分かった最初の写真です。
交尾中のルリチュウレンジおすのアップ写真
            
g8(photo.2011.7.27)
↓08Qfl
  サツキの葉に産卵中のルリチュウレンジ。葉の縁に沿って並べて産み付けます。
  産卵器がどんな構造なのか気にはなります。

                
g9(photo.2011.8.2)
↓08Qgl 産卵されたは葉
  上の写真にも写っていますが、この葉の膨らんでいる部分で、孵化した幼虫が葉の中を
  食べて育っています。でもこれは想像です。破ってみた事ははありません。

↓08Qhl
別の葉ですが、こちらが裏面で、透明感が有る様ですが中は見えません。

          
g9(photo.2011.8.2)
↓08Qel  幼虫
ある程度育つと表皮を破って出てきます。この写真は出てから数日たったものです。

               
g11(photo.2011.9.5)
↓08Qil ♀
サツキの葉の縁に、仰向けになって産卵中のルリチュウレンジ。
産卵中のルリチュウレンジの拡大写真
                 
g15(photo.2012.4.19)
08Qjl ♂   
  このハチは写真で見ると、触角が長く、しかも立派な毛がたくさん生えているので、当初は
  別種のハチかと思いました。ところが紹介ページの交尾中写真(08ga)の、小さい方の触角を
  アップして見ると(本ページ最初のアップ写真)、ピンボケですが、明らかに毛が密生して、
  いる事か認められ、これがオスであると認識しました。この木は鉢植えのボケです。
  付着している黄色い粉は花粉の様で、やはり、このハチは花蜜を食べているのでしょう。
ルリチュウレンジおすの拡大写真
08Qkl ♂
ルリチュウレンジおすの拡大写真2
↓08Qku ♂
オス(上)の頭部のアップ写真。立派な毛があります。
ルリチュウレンジおすの頭部のアップ拡大写真
          
g18(photo.2012.5.30)
↓08Qll ♂
  このハチも意識せずに撮ったのですが、やはりオスでした。ほかにもオスを撮っているかも
  知れません。

↓08Qlu ♂

         
g30(photo.2013.5.23)
↓08Qml
サツキの葉にとまるメス。これから産卵するのでしょう。

            
g30(photo.2013.5.24)
↓08Qnl
メス

                 
g33(photo.2013.9.11)
↓08Qol
フウセントウワタの花に来たメス

↓08Qpl
  前肢の先端に付いた水飴の様なもの、上の写真では舐めている様にも見えますが、花蜜に
  しては形が整いすぎています。後掲の交尾写真のオスの肢にも見られます。

            
g45(photo.2014.8.30)
↓08Qql オス

                    
g45(photo.2014.9.6)
08Qrl
サカキの葉上でのカップル。このオスも肢の先端に飴色のものをぶら下げています。

↓08Qsl

           
g53(photo.2015.5.25)
↓08Qtl
オス(右側)の白い粉末はサツキの花粉が付着しているものと思われます。

↓08Qul
  近くで別のオスが羨ましそうに見ています。でも見ているだけでは
  ありません。別の個体ですが以下の写真も見てください。

            
g60(photo.2016.4.16)
↓08Qvl
ニホンサクラソウの葉上のメスです。

       
g61(photo.2016.5.18)
↓08Qwl  9:24
  この年も繁殖の時期がやってきました。オスはやっとメスを獲得できて、アガパンサスの
  葉の上でホットしています。でも次の瞬間…。

↓08Qxl  9:24
1分も経たないうちに、2匹のオスが、♀を奪いに襲ってきました。撮影時間を入れてあります。

↓08Qyl 9:24
でも、他の例を見ても、こんな状況では♀を奪われる事はない様です。

↓08Qz1 
  上とは別のカップルです。オスの顔つきは何か得意げに見えませんか?。上のカップル
  の様な修羅場をくぐり抜けてきた、勝ち誇った顔つきでしょう。こちらの葉はボケです。
  今年もいっぱいサツキの葉を食べられました。