庭の小さな生き物たち
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アカボシゴマダラ (02Nex)
News.ReV18  (2011年2月20日)の補足
(チョウ目 - タテハチョウ 科)
 ・アカボシゴマダラは日本の南西諸島に棲息しているチョウです。このチョウが昨年(2010年)
  9月20日にこの庭に現れました。この時はネズミモチに数秒止まっただけで飛び去り、写真は
  撮れませんでした。その一ケ月ほど前に市内の別の場所で遭遇して、写真を撮っていたから
  直ぐにあのチョウだと分かった のです。でも名前は分かりませんでした。
   最初の時の写真が下の写真です。写真はモノクロで、思い出してチョウだけに色をつけた
  ものです。カメラが不調で、モノクロで何とか写っていたものです。
  9月の時点で未だ名前が分かりませんでした。その後調べた結果、名前は南西諸島等で
  見られる、アカボシゴマダラでした。でもここに現れたチョウは、島から来たものではなく
  大陸系の外来種で、何者かが放チョウしたものが今、神奈川県や周辺で繁殖中と
  いう事が分かりました。図鑑で見るチョウは、黄色に着色した部分は白色になっていますが
  黄色っぽく見えた事から、二回ともゴマダラチョウというより小型のアゲハチョウの様に感じ
  ました。
 ・後日判明 春に出るチョウが白っぽい様です。(着色の黄色は若干濃すぎた様です)(2011年2月記) 
 ・このチョウ、本ページの末尾の14年を最後に、この庭で見かけていません。この年の冬が
  越せなかったとしたらちょっと複雑な気持ちですね。(2017年10月記)
g3(photo.2010.8.3)モノクロ
↓この庭で撮影した写真ではありません。
  2010年8月3日に、茅ヶ崎市内鶴嶺八幡宮参道で初めて遭遇した 
 時のチョウ。モノクロ写真に着色して複写したものです。

      
g7(photo.2011.7.22)
02Nl
  2011年7月22日に庭へやってきました。
  ご覧の様に一見した感じでは、少し小さいのですが、アゲハチョウの様に見え
  ます。ただ、タテハチョウは止まったときに、翅を開いたり閉じたり繰り返して
  ます。飛翔も滑空を交えるなど、動作には違いがあります。
  今年は市街地でも数回見かけていますが、このチョウの食樹はエノキと言う事で
  河川敷などに多く見られるので、今後温暖化もあり、急激に増加するであろう
  と思われます。この葉はキュウリです。
アカボシゴマダラのアップ写真1
02Nal
  以前見たチョウより、上面から見た"赤星"は明瞭さを欠く様です。大きな葉は
  コウテイダリヤ。
アカボシゴマダラの拡大写真2
       
g42(photo.2014.7.16)
↓02Nbl
  こんな所にと思いますが、この波板の上がスイカを置いた虫の餌場です。
  以下の写真の様に腹一杯吸汁して一休みという事でしょう。
アカボシゴマダラの拡大写真3
       
g43-1(photo.2014.7.29.)
↓02Ncl
  止まっている葉は、上がズッキーニ、下がブロッコリーです。このチョウが花に
  来て吸蜜するのを見た事が見た事がありません。
アカボシゴマダラの拡大写真4
↓02Ndl
        アカボシゴマダラの拡大写真5
      
g45(photo.2014.9.6)
↓02Nel
  餌場のスイカへ来ても、吸うのはスイカからではなく、ハチ皿に溜まったしるを吸っています。
  少し古くなって味が違うのでしょう。このチョウの主食は花蜜ではなく、樹液のかな。
アカボシゴマダラの拡大写真6
↓02Nfl
アカボシゴマダラの拡大写真7
       
g46 (photo.2014.9.25)
↓02Ngl
  やはり南方系のチョウなのでしょう。まだ9月下旬ですが、真昼間(13時半頃)から日向
  ぼっこです。
アカボシゴマダラの拡大写真8