庭の小さな生き物たち
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ヒメジャノメ(02Hex)
(チョウ目 -タテハチョウ 科)
  んなに数は多くないが、いつも見られるチョウです。飛んでいても写真を撮ろうという気に
  はならず、いわば空気みたいな感じでしょうか。でも派手さはなく、落ち着いた感じの美しい
  チョウです。このチョウは庭でいつも見られることから、庭、もしくは近くで繁殖している
  ものと思われます。でも食草はササやススキらしい。庭にはススキの仲間とササが
  ありますが、いずれも、鉢植えで、その気配は見えません。同じイネ科のシバを食べれば
  繁殖の可能性はあります。
g2(photo.2010.6.24)
↓02Hal
  陽が当たる明るい場所より、ちょっとした木陰があるような場所が好きな様です。
ヒメジャノメの拡大写真1
      
g31(photo.2013.8.2)
↓02Hbl
   カナブンなどの餌として置いた、スイカにやってきました
   庭で頻繁に見かけますが、花に来て蜜を吸うのを見たことがありません。カンブンの様に
   樹液や、果汁などを吸うのでしょうが、そんな木もありません。
ヒメジャノメの拡大写真2
       
g39(photo.2014.5.25)
↓02Hcl
  写真を見て気が付きましたか?。足が2本しか見えません。当初欠損しているのかと思ったのですが、全部が
  同じです。トンボのシオカラやオオシオカラは、良く4本肢で止まり、前肢2本は首の横に格納している姿が
  写っていますが、このチョウどこに、あるのか良く分かりません。なお前種のヒカゲチョウも同様の写真が
  あります。
ヒメジャノメの拡大写真3
↓02Hdl
  あまり翅を開かないこのチョウが羽を開くのは、体を温めるためと思っていたのですが、日陰で開いている
  事は日向ぼっことは別の意味があるのかもしれません。
ヒメジャノメの拡大写真4
↓02Hel (同じ日ですが、上とは別個体です)
  似たチョウのコジャノメとの識別点として、後翅裏面の目玉模様 (眼状紋) が6個、コは7個だと書かれて
  いますが、このチョウは明らかに7個が数えられる個体です。通常は中心の小さな眼が痕跡程度
  の様です。 (上の個体は消え失せている) 発生時期によって、このような個体が見られる事があるらしい。
ヒメジャノメの拡大写真5
↓02Hfl
花にとまっていますが、蜜を求めてきたのではない様です。
ヒメジャノメの拡大写真6
                 
g46 (photo.2014.9.24)
↓02Hgl
こちらも薄日の日光浴 ?
ヒメジャノメの拡大写真7
        
g53(photo.2015.6.2)
↓02Hil
アジサイの葉にとまるチョウ。翅の欠損もなく整った個体です。
ヒメジャノメの拡大写真8