庭の小さな生き物たち
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テングチョウ
(
02fex)
(チョウ目 -タテハチョウ科)
このチョウは、ずっと以前はタテハチョウ科の一員だったのですが、ちょっと変わった
容姿から、テングチョウ科に分けられ、日本では一科一種の独特の存在でした。
その後、分類法の変遷によって、現在は、
タテハチョウ科-テングチョウ亜科-テング
チョウ
という形で、一亜科一種で存在感を示しています。
時に地域的に大発生をする様ですが、東京都ではほとんど見られない (レッドデータで
;絶滅) 様です。
g78(photo.2021.10.28)
↓02Ffl
園芸用の支柱に止まった、ここでの同じ写真数を残して直ぐに飛び去りました。
g40x14(photo.2021.3.11)
↓02Fel
2回目の遭遇は14年後でした。この間も何回か来ているでしょうが、長時間居座る
訳もなく、来たら必ず会えるものではありません。
↓02Fdl
p1-7(photo.2007.3.1)
↓02Fl
ほら、鼻が高くて美人(蝶)でしょう。
鼻 (正確には下唇髭 :かしんしゅ=パルピと言うらしい)が高いのは分かりますが、美人か、
如何かは見る人の見方次第。…これがこの庭での最初の出会いです。
↓02Fal
チョウが日向で翅を広げているのは、寒くて体温を上げているところです。
↓02Fcl
冬眠から目覚めたばかりのチョウは、動きが鈍く、接写も簡単です。近づきすぎて触角が
はみ出してしまいました。この尖った鼻は小鳥の嘴の様ですね。
↓02Fbl
ヒヨドリやメジロが食べ残した、ミカンの汁を吸うテングチョウ。
目覚めてみたけど、「寒いし、腹はすいたけど花も咲いてないし、これ何だろう?、食べて
みるか」 という感じでしょう。これを見ると、通常の食事に樹液や果汁をを吸っている
のかと思われますがいつもは花蜜らしい。