庭の小さな生き物たち
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カスリウスバカゲロウ(19Bex)
(アミメカゲロウタ目 -ウスバカゲロウ 科)
  2014年に、このウスバカゲロウに、3回遭遇してています。6月24日、7月3日
  8月16日ですから、それぞれ別の個体と思うのが自然でしょう。
  でも、合わせて十数枚の写真を撮ったのに、大きさの分かる写真がなくて
  後日、苦労する事になりました。写真を撮らなかったのは、海に近い土地柄で
  はなから、これはコカスリウスバカゲロウだと思い込んでいたからでしょう。
g40(photo.2014.6.24)
↓19Bbl
 2014年最初のの遭遇(6月24日)
  飛んでいれは、大きいから、絶対気が付きますが、とまっていたら
  見過ごしてしまうでしょう。この時は飛んで来て、見ている前で、
  アガパンサスのこの花茎にとまりました。
  ワイドでハイアングルの写真なので、腹部の方が寸詰まりになって
  いるはずです。
カスリウスバカゲロウの拡大写真1
↓19Bdl
  透けて見える腹部の模様が大きく、明瞭で次のカゲロウと似ている
  ことから同種であろうと思われます。
カスリウスバカゲロウの拡大写真2
            
g41(photo.2014.7.3)
↓19Bel
 2014年2回目の遭遇(7月3日)
  マンリョウの枯れ木にとまる、トラフムシヒキの写真を撮っていた時
  ヒラヒラと飛んで来て、その枯れ木のすぐ上にとまったのが、この
  カゲロウです。すぐに下に止まっているトラフが襲うかと思った
  のですが、そうはなりませんでした。獲物にするには大きすぎた
  のかも知れません。
カスリウスバカゲロウとトラフムシヒキの写真
↓19Bfl
  コカスリかと思い、10数枚の同じ様な写真を撮って、そのまま放置
  していたのですが、掲載しよう思えば、写真では、この虫の  
  大きさが分からないので、この写真を使って体長を推測する事に
  しました。その推測法は次に掲載しました。
カスリウスバカゲロウの拡大写真3
↓19Bil ↓19Bjl
 19Bf の原画を使って大きさを推測します。
  写真の虫がとまっている、マンリョウの枯れ木は、半年後の今も、ほぼそのまま残っている  
  ので、それをメジャーと一緒に撮った写真と比較して、大きさを推測する事にしました。 
  写真の大きさは合わせる必要はないのですが見やすくするために、ほぼ合わせました。
  先ず頭の先端は、木の右側の小さなこぶの中央辺り、メジャーで言うと11.3cm辺りです。
  次に、腹部の先端は、見にくいのですが、左のこぶ(7の辺り)から実測で9mmほど上で
  メジャーでは7.3cm辺りです。後はは引き算をするだけで、約4.0cmの体長と推測する
  ことができます。40mmとして、"コ"か"コなし"のどちらかと言えばコなしで、カスリウスバ
  カゲロウで掲載する事にしました。これと似ている、前後の個体も同種で掲載しました。
カスリウスバカゲロウのスケール用写真1カスリウスバカゲロウのスケール用写真2
               
g44(photo.2014.8.16)
↓19Bgl
2014年3回目の遭遇(8月16日)
  3回目の遭遇は家の中に侵入してきたものです。
  この写真をパソコンへ移した時に、これは"コ"じゃないぞと初めて
  気が付きました。と同時に、確実に証明できる大きさが分かる
  写真がないことにも気が付いたのです。その結果前記の通り
  大きさを推測することにしました。
  これは、最初の写真とは逆にローアングルで、腹部が長く写って
  います。
カスリウスバカゲロウの拡大写真4
↓19Chl
  数枚の写真を撮って、最後は箒にとまらせて、玄関先へ放しました。"ここでメジャーを
  入れて写真を 撮るべきだった"と今思っても後の祭りです。
カスリウスバカゲロウの拡大写真5