庭の小さな生き物たち
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オオスズメバチ(08Hex)
(ハチ目 -スズメバチ 科)
  2014年の夏頃から、ヒメスズメバチではないし、"コガタスズメバチより大きいなー"と
  思われるハチを時々見かけました。オオスズメバチだろうと思ってはいたのですが、
  確認できないでいた9月の下旬に、偶然前の道路にハチの死骸をみつけ、調べたら
  大スズメバチである事が分かり、このあたりへ飛来していることが確認できました。
  その二日後、フウセントウワタに来ていた、個体に遭遇して生きたハチを確認しました。
  その後はかなり頻繁に来ていた様で10月の下旬まで何回も見かけました。でもこの
  花は何本もあるのに、何時も同じ花で、他では一度も見かけませんでした。前回紹介 
  した、二種のナガカメムシが来ていた花と同じ数本の花です。
  なお、この死骸と庭で七転八倒の末に死んだヒメスズメバチは、何処かで殺虫剤を
  撒かれたものと思っています。
g46 (photo.2014.9.24)
08Hbl メス(ハタラキバチ)
  道路で見つけたメス蜂の死骸は毒針を持っているのでメスです。
  コガタスズメバチとの違いは大きさの他に、小楯板(背の後の方)に茶色の部分がある事、
  、第一節(?)と次の節のつなぎ目で、次節の褐色部が隠れているので、黄色の部分に
  細い黒褐色の細い線が見える事で区別できます。ただ、この線は、腹部を曲げたときは太く
  見えます。頭楯板(顔面)の形も違う様ですが、殺して見るとか写真を撮って見なければ分かり
  ません。以下の写真に載せてあります。
  メスバチは30弱〜40mm程度です。
大スズメバチの死骸の写真
             
g47 (photo.2014.9.26)
↓08Hcl
このスタイルでは腹部が長く見えます。
オオスズメバチの拡大写真1
         
g48(photo.2014.10.18)
↓08Hdl
  ここへ来るハチは、触角が長く見えるのでオスバチかと思っていたの
  ですが、末尾の顔写真を見るとメスの様に見えます。数では圧倒的に
  メスバチが多いはずですし、これはメスでしょう。こんな場所で刺す
  とは思えませんが油断はできません。 
オオスズメバチの拡大写真2
             
g48(photo.2014.10.19)
↓08Hel
ここも極普通の住宅街です。
オオスズメバチの拡大写真3
↓08Hl
  ここには、守るべき巣はないし、女王もいないから、花に夢中で、傍らにいる人間なんて、
  全く気にする様子はありません。そばで、フラッシュを使っても逃げも隠れもしません。
オオスズメバチの拡大写真4
↓08Hfl
  触角は、かなり長いと思うけど…。お前 ! 刺せるのかい ?。(刺せればメスです)
  刺されなくても、この顎で噛み付かれたら相当痛そうですね。
  この顔面の頭楯板の形状が識別の一つのポイントで、下側(写真では上)に円弧状の切れ
  込みが三つあるのがこのハチの特徴の様です。
オオスズメバチの拡大写真5
↓08Hgl
花粉をいっぱい付けてますが、花に来る虫もいろいろです。こういうのも来なければ面白くありません。
オオスズメバチの拡大写真6
↓08Hhl
オオスズメバチの拡大写真7