湘南道路とは片瀬町(現藤沢市)と大磯町の間にあって、現在の国道134号線の基となった
道路のことです。碑文によれば観光開発と産業振興を目的に、昭和六年から「六星霜総工費
百七拾萬円を以て全長四里余に及ぶ本道路の開通を見る」とあります。
碑の年月が、「昭和十一年十月中?」とあることから、道路の完成記念にほぼ中間点のこの
地に建てたものでしょう。左の署名は「神奈川縣知事 半井清?」
なお一般には「湘南遊歩道路」と呼ばれています。 |
碑は道路の直ぐ海側にあるのですが、残念なことに、湘南なぎさ計画の道路拡張によって、
近くに駐車スペースが全くなくなったため、ドライブの途中ちょっと寄って見る事もできなくなり
ました。
付近はカーブです。脇見をして事故を起こさぬ様お気をつけ下さい。
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