旧跡探訪
(旧二十五)   道祖神(十三)   部分の拡大写真他

↓向かって左側の陰刻 ↓向かって右側の陰刻 
神奈川県茅ヶ崎市松林の道祖神の日付のアップ写真 神奈川県茅ヶ崎市松林の道祖神の拡大写真 神奈川県茅ヶ崎市松林の道祖神の年号のアップ写真 

神奈川県茅ヶ崎市松林の道祖神の年号のアップ写真 

造立年月日
明和四年丁亥 正月吉日
西暦では1767年になります。
  →
  向かって左側には年号が刻まれていますが、半分欠け落ちています。
  でも下の"四丁亥"がはっきり読めれば、これで十分です。四年が
  丁亥(ひのとい)の年号を探せば良いだけです。江戸中期以降で丁亥年は
  1707、1767、1827年、がそれにあたります。
   あぁー! いけません、二つありました。
  07年が、宝永四年、67年が明和四年でした。
  改めて欠けた部分を見ると、下の文字の禾(のぎへん)らしい部分が残って
  います。これは明和四年でほぼ間違いないでしょう。
  ↑ところで左側の月日の方は、これ、達筆で正月吉日でしょうか。
↓前の花立 ?
 ↑左右の石は、この様な場所でよく見られます。
  本来は道祖神とは関係のない、古い時代の
  お墓や供養等として造られた五輪塔の一部です。