
↑ 持物
| 蓮華座に乗っているし、右脇に彫られている文字などから、仏像として載せたのですが…。 |
| 手に持っている物は、小さな錫杖(しゃくじょう)かと思ったのですが、斜め上に伸びてその上に |
| 何やら飾り物が付いている様です。全体を見ると神事に使われる、御幣(ごへい)の様にも見え |
| ます。ことによると、蓮華座に載った神様かも知れません。 |
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| ↓ 像の左側の文字 |
↓ 像の右側の文字 |

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| 上部に年号が ? 保十二未正月日とその下に |
| 三堀重三良と名前が刻まれています。?については |
| 十二年が未(ひつじ)年で保がつく年号は享保 |
| (きょうほ)です。享保十二年は西暦では1727年に |
| なり、あと15年ほどで江戸時代の半ばになる頃です。 |
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| 推測も含めて |
| 法(?) 為先祖護(?) ? 霊菩提 |
| 法と護をかなり想像を逞しくして読むとこうなります。 |
| 或いは割れて修理した部分に"妙"があったのかも |
| 知れません。 |
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| 名前の三堀という姓のお宅はこの付近に多く、いずれかのお宅のご先祖様でしょう。 |
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