庭の小さな生き物たち付録 旧跡探訪 (神奈川県茅ヶ崎市編)
(旧十四) 神社 (二)
甘沼八幡大神神社とその境内の建造物
 (はちまんおおかみ)
茅ヶ崎市内の甘沼八幡大神の写真

写真から境内の主な建造物へ
神奈川県茅ヶ崎市甘沼(あまぬま)
製作年号拡大写真へ 庚申塔全1全体写真
     神社は神道という宗教の祭神が住んでいたり、滞在する場所とされ、
     古くから神社の周りの一定の地域も含め、神域として大切にされて    
      きました。それ故に大きな木が茂ったり古いものが残っていたり
      します。宗教云々は別として、これからも日本の歴史の原点として
      大切にして後世まで残したいと言う思いがします。
  この神社は、この辺りの海岸から4〜5kmぐらいにある、丘陵地の南斜面の中腹に立て
  られています。近くを通る県道(神奈川県)から100mほど北側へ入った所です。境内の一角
  からは相模湾や江ノ島が望まれ、天然の緑に囲まれた、すばらしい環境の神社です。
  又近くの山腹では古代人の横穴式の墓地が見つかるなど、一帯は人々の長い生活の
  歴史がある地域の様です。
   由緒によれば、創立は明暦二年、西暦1656年、時代で言うと、江戸時代の始めの方に
  入るでしょう。建物のうち奥殿(本殿)は昭和二十六年(1931年),本殿(拝殿)は昭和四十六
  年(1951年)にいずれも再建されたと記されています。なぜ再建なのかは分かりませんが、
  やはり関東大震災による倒壊でしょうか。
   
境内の物主な建造物
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